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今年期待の隠れた名所 4 選

世界で最も混雑する観光地の代案に

フランクフルト、2019 年 9 月 4 日 – オーバーツーリズムは、多くの観光客が殺到する観光地では大きな問題となっています。 観光は国の経済には大切であるものの、観光ブームを支えるインフラがない場所があるのも事実です。 オーバーツーリズムは、その場所の雰囲気だけでなく、そこに住む人々にも影響を与えます。 地元の人々は居場所がなくなり、観光客に憤りを感じています。 マスツーリズムとクルーズ船に抗議するデモも行われるなど、この状況に辟易する市民も多いのです。 それでも世界には、まだ知られていない魅力的な場所がたくさんあります。 WorldHotels は、魅力があまり知られていないけれども、芸術や文化、歴史、食、ワインが満喫できる魅力的な場所を 4 つご紹介します。 以下の場所は、まだ観光客があふれていない場所です。

フランスのストラスブールでおとぎ話の世界へ

ストラスブールは、文化、料理、言語が美しく融合した街ですが、さらに中世、ルネサンス、ロマン派、アールヌーボーの時代の見事な建築が驚かせてくれます。 ストラスブールで最も有名な歴史的地区の 1 つであるラプティフランス地区は、木骨造りの家、石畳の通り、川の運河など、インスタ映えする絵に描いたような美しいエリアです。 ラプティフランスの中心に佇む Hotel & Spa Régent Petite France は、リバーサイドの眺めが美しい、居心地の良いホテルです。 ストラスブールのラグジュアリーをさらにレベルアップさせるこの見事なホテルは、フランスのアルザスの都を探訪したいお客様にぴったりの場所です。 フランスが誇る優れたアルザス料理の味を求める方には、アルザスに多数ある家族経営のヴィンシュトゥーブ(ワインルーム)をぜひお試しください。伝統料理とこの地方最高のワインが楽しめます。

イタリアのジェノバでイタリアンリヴィエラの素朴な暮らしを体験

ローマやベネチアといったイタリアの都市は観光客の間でも非常に人気が高いですが、ジェノバでは、秋になると観光客に巻き込まれることなく、隠れた魅力を味わうことができます。 リグーリア州の首都ジェノバは、イタリアンリヴィエラが誇る貴重な都市で、活気ある港とユネスコ世界遺産ガリバルディ通りが有名です。 保存された中世の建物が今でも並ぶ旧市街のカルッジ(路地)を歩くと、ジェノバの大聖堂が顔を出します。白と黒のストライプの外観が目を引く、壮麗な 1098 年の建築物です。  街のすべてのランドマークに近い場所に宿泊するなら、Grand Hotel Savoia へ。美しく修復されたこのホテルは、1 世紀以上の歴史を誇ります。  個性的な 117 の客室とスイートは、ベルエポックの華やかな雰囲気にインスピレーションを得た見事な内装が特徴で、贅沢な長期休暇に最適です。

アメリカ、ボレゴスプリングスで雄大な夕日を浴びる

砂漠での休暇という独特な体験なら、カリフォルニア州の美しいアンザボレゴ砂漠州立公園に囲まれた町、ボレゴスプリングスがおすすめです。  砂漠に佇むリゾート&スパ、La Casa del Zorro で過ぎし時代のロマンスをご体感ください。 このリゾートは、1937 年に初めて旅人を魅了したエレガンスとスタイルを再現するため、何年もかけて丁寧に復元されてきました。 客室とカシータはすべて本格的な南西部の砂漠スタイルの家具が特徴で、冷え込む砂漠の夜を心地よい暖炉が温めてくれます。 アクティブな方には、州立公園で楽しめる充実したアウトドアアクティビティがおすすめです。 自転車に乗って壮大な風景の中を散策し、ボレゴパームキャニオンに登ってみませんか。厳しい気候を生き抜く砂漠の植物の種類の多さにも驚かれることでしょう。 お子様には特に、ガレタメドウズエステートの金属の恐竜がおすすめです。

ベトナム、ホーチミンシティで芸術の才能を発見

尽きることのないエネルギーがみなぎるホーチミンシティではアートシーンが盛り上がりを見せ、国際的な評価を急速に高めています。 ここでは長年にわたり、アーティスト、画商、学芸員、教育者が結束して団体をつくり、ベトナムで現代芸術を発展させるべく協力を続けてきました。 芸術と文化の愛好家には、歴史ある Caravelle Saigon がおすすめです。街の中心部にある印象的なこの 5 つ星ホテルは、盛り上がるアートシーン探訪の拠点にぴったりです。 オペラウイングには、大規模な改装工事を経て新たに広い客室が完成しました。歴史あるオペラハウス、または曲がりくねったサイゴン川の眺めがお楽しみいただける自慢の客室です。 すぐそばには、現代アーティストに人気の 2 つのギャラリークルールバイレハーンファインアートフォトグラフィー(サイゴン、ドンコイ)、ベトナムアートギャラリーなど、保存状態の非常に良い植民地時代の建物に、知る人ぞ知る穴場が隠れています。